ふるさとの昔ばなし~春~
4回目の昔ばなし
歴史の深い名取の地に語り継がれてきた民話を
中心に、季節ごとにお届けしてきた「昔ばなし」
夏からスタートし、秋、冬、そして今回が4回目
として「春」です。
今回も、大勢の皆様においでいただきました。
名取昔ばなし語りの会、岩渕俊子会長の挨拶で
スタートです。
オープニングはいつものとおり、アニメでおな
じみの「日本むかしばなし」の歌
会場皆さんは心の中で歌います・・・。
さあ、語りのスタートです。
佐々木義之さん
最初は、「政治郎ときつね」の語りです。
京都伏見から多賀城を目指した一行が、武隈、
(現在の岩沼)の地を通りかかると、真っ白いキ
ツネが・・・
板橋美保さん
続いては、「おもよさんの泣きごと」の語りです。
旦那さんに先立たれた「おもよさん」は、毎日
寂しく、毎日神様にあることをお祈りしていました。
そんなある日、ついにその願い事が・・・・。
ここで小休止、季節の歌「うれしいひなまつり」
続いて、ステージ両サイドにも飾った「吊るし雛」
について、大友純子副会長のお話です。
佐藤由利さん
続いては、「小僧と馬の話」の 語りです。
小僧が、修行の為に托鉢(たくはつ)で地方を
巡っていると、お金持ちの家で絹の布団に寝せて
もらえました。そこで小僧があることをすると、
それを見ていた馬は・・・。
佐藤加代子さん
続いては、「名取老女」の語りです。
名取の地で草鞋を作っていた女性は、足腰が
悪く、日々難義していました。ある日山伏を泊め
てあげると、お礼にと熊野権現様のお札をもらい
ました。そのお札を毎日毎日拝むと・・・
ここで小休止。そして、
大平悦子さん
ゲストの大平悦子さんの語りです。
遠野の地に春が来ると、気持ちいいですが、
とてもとても苦手な蛇も出てきます。そこで
大平さんは・・・
じ様とば様は貧乏な二人暮らし。ある日じ様
が山にいくと、ネズミが相撲を取っていました。
長者どんの所のネズミは太っていて強く、じ様の
所のネズミは痩せていて勝てません。その話を
帰ってば様にし、二人は・・・
語りは続きます。
遠野物語99番から、「妻のたましい」。
福二という人は、遠野から田の浜の地にお婿
さんにいき、子宝にも恵まれ暮らしていまし
たが、明治29年の三陸大津波で・・・・
実際にあったお話で、その三代後のお子さ
んは、東日本大震災で・・・・
お話は、でっかいお屋敷の黄金仏と奉公人が
毎日拝む木仏がひょんなことから相撲をとるお
話と続き・・・
結びは・・・二つ三つ四つ・・・雅で風流な
歌詠みのはずが・・・
あっというまに、楽しく結びとなりました。
最後は「ふるさと」♬
最後は皆さん、笑顔・笑顔・笑顔
1年間、年4回ありがとうございました~
またお会いしましょう 👋