ふるさとの昔ばなし~冬~
第3回目のスタート
名取市文化会館で語る ふるさとの昔ばなし~冬~
朝から小雪が舞い、高速道路も一部区間は雪で通行止
め・・・
でも、会場には大勢の皆様においでいただきました。
回を重ね、今回は3回目、~冬~ です。
始めに、名取昔ばなし語りの会、大友純子副会長から
のご挨拶。
そしてオープニングは、恒例のはじまりの歌
「日本むかしばなし」
本日のトップバッターは、福島県出身の宗像栄子さん。
福島にちなんだ「安達が原の鬼ばば」。実際にあったお
話だそうです。
安達ケ原には、ほいじょを持った鬼ばばさんが出るよ
うになりました。その訳とは・・・
次は、阿部貴美子さんの「貧乏神と福の神」
神棚は大事にされてきました。可愛いお嫁さんは、
いつも一生懸命家事を行っていましたが、ある日、
種火を消してしまいました。すると・・・
ここで一服、季節の歌「お正月」そして、皆さんと
一緒に「ごま団子」。一つと四つでごま団子
五つと五つだと・・・
次は、山田康子さんの「十三塚の笠地蔵」
愛島で、笠を作って暮らしていたお爺さんとお婆さん。
笠を売りに行きましたが、雪が降ってきて、十三塚でお
地蔵さんの前を通りかかると・・・
次も実際にあったお話。金岡律子さんの「閖上の女五
十集(おなごいさば)」
閖上に新鮮な魚が上がると、閖上のおなご集は、しょ
いこいっぱいに魚を入れ、よいしょ・・・
大平悦子さん
休憩の後は、ゲストの大平悦子さんのふるさとの昔ば
なし。
岩手県遠野市で生まれ育った大平さん。神奈川県内の
教諭をなされ、現在は、川崎市立日本民家園で、遠野の
見聞談・体験談、遠野の昔語り、遠野物語の語りなどを
行っています。
今日のお話は「大黒さま」からスタート
おっきなでえこんは・・・
そして、遠野物語38から「狼のはなし」と続き
盆地の遠野の東側、海に向かう峠でのお話、
「笛吹峠」
そして「火のおかげ」・・・と語りは続き、
本日の結びは「字のない手紙」
皆さん、うなずいたり、メモしたり・・・
あっという間に時間となりました。
おわりは、「ふるさと」の歌。
ほんわか、にっこり・・・ 寒い季節に心があったまる
楽しい会となりました。
次回は新年、3月5日(土)開催です。
お楽しみに~!