2020忘年会
「今年一年」
皆さんにとって、今年一年はどんな年でし
たでしょう・・・
年の初め、「今年一年は・・・」期待と不
安を胸にしながらも大願成就、更なる成長、
あるいはみんなが健康で、穏やかな日々を過
ごせますように・・・
そんな願いを込め、初詣にお出かけになら
れた方が多いのではないでしょうか。
しかし、春を迎える前ごろから、新型コロ
ナウイルスに翻弄される日々が始まり、終わ
りが見えない中、今年が暮れようとしていま
す。
「催しに感謝」
文化会館での様々な催しのいくつかは、
新型コロナウイルスへの対応で、延期や中止
を余儀なくされました。
そのような中でも、皆様のご理解とご協力を
いただき、様々な対策を取りながらではありま
したが、開催できた催しもあり、感謝を申し上
げます。
「忘年会」
スタッフは、今年一年、忘年会を含め、「飲
み会」を一度も行うことができませんでしたが、
文化振興財団が主催した4月以降の催しを振り
返ってみたいと思います。
「びりとブッチィー 夏休みクラウンショー」
日本のみならず、海外でも高い評価を得ている
本格派クラウンによるコメディーショー。小さな
お子様から大人まで、国境すらも飛び越えて、一
緒に笑って楽しめるエンターテイメントを開催し
ました。
マジック、お笑い、楽器演奏・・・持ちネタは
数知れず、リピーターの方にも大満足していただ
きました。
「避難訓練コンサート」 江波有紀さんのピアノ、
石塚希さんのアイリッシュハーブの演奏をお楽し
みいただく・・・その鑑賞中に火災発生!
お客様、演奏者、スタッフ全員での避難訓練を
行いました。訓練終了後は、ホールに戻り、引き
続き公演をお楽しみいただきました。
「東混ゾリステン」 東京混声合唱団メンバー
8名による、声楽アンサンブルコンサート。
コロナ対策で、あごの下まで伸びるマスクに
皆さん最初はビックリしましたが、よくご存じ
の「待ちぼうけ」「ビリーブ」の他、復興あり
がとうホストタウンとして応援しているカナダ
の国歌など、バラエティーのある催しとなりま
した。
「わくわくパビリオン」 ゴールデンウイーク
から延期とはなりましたが、仙台高等専門学校
名取キャンパスの企画制作により、日程と内容
を精査しての開催です。
チェリフレームのパフォーマンスステージの
他、マリンピアのコンサート、動物たちのサー
カス広場、ボッチャ体験など、盛りだくさんの
内容となりました。
「フォアレーゼン」 人気声優による朗読劇を
筝の演奏でつづりながらご覧いただきました。
名取の地にゆかりのある藤原実方を描いた
オリジナルストーリーのオリジナル脚本。はら
はらドキドキ・・・、長く名取に住んでいる方
も思わずうなずいたり、胸がきゅんとなったり・・
第二部のトークショーも好評でした。
「若手落語会」 次代を担う若手噺家が集結し、
個性豊かな話芸を披露されました。
軽妙で切れが良く、気が付くと、どんどん引
き込まれ、最近こんなに笑ったかなぁぁ~ と
いう程笑わせていただきました。もしかして、
将来、某テレビ局の人気番組の出演者になって
いたりして・・・
「トルヴェール・クヮルテットコンサート」
須川展也さんのプロデュースにより、3日間に
わたり、市内の学校や公民館でのアウトリーチ
コンサート、仙台高専名取キャンパスのブラス
バンド部への指導、マスタークラスの受講生の
皆さんへのレッスン、合同のコンサート、そし
てメインのサクソンフォン四重奏のコンサート
と盛りだくさんの内容でした。
特に、トルヴェール版世界初演となりました
「ローマの祭り」は圧巻で、アンコールの拍手
が鳴りやみませんでした。
「1年間ありがとうございました」
何かに出会い、触れ合い、交わり、そして感
動する。出会いと交流のパビリオン。市民の皆
様の夢をのせて、静かに歩みをすすめる・・・
このことを基本に、文化会館の運営を行って
います。今年を振り返り、少しでも皆様のお役
に立てるよう、スタッフ一同これからも精進し
てまいります。
1年間ありがとうございました。