Art for Kids@なとり わくわく楽しい音楽会

ぴっかぴかLOWブラス 響け!重低音!

 6月上旬に市内全小学校、名取支援学校を訪問しアウトリーチ

コンサートを開催。

「わくわく楽しい音楽会」は、アウトリーチコンサートで音楽や

楽器に関心を持った子供たちへの次のステップとして、豊かな響

きのホールで鑑賞するクラシックコンサートです。

  当日は、中学生以下入場無料。チケットは当日券を含め完売と

なり、中ホールで400人以上の皆様にご観覧いただきました。

今回は、トロンボーン、テューバ、バス・トロンボーン、

ユーフォニアム、ピアノの五つの楽器で共演しました。

ユーフォニアム、テューバ、ピアノの共演です。

こちらは、トロンボーン、バス・トロンボーン、ピアノの共演。

トロンボーンを間近で見れるようにホール内を一周し、

通路側の子供は 楽器に触れることもできました。

続いて楽器の説明です。 【トロンボーン】金管楽器

1450年頃(日本は室町時代)ドイツで誕生。

スライドで音程を調整し、グリッサンドという演奏法

が特徴で、音域は男性の声に近いと言われています。

【バス・トロンボーン】上記と年代誕生国は同じ。

トロンボーンよりも管が太く、ベルも大きいため、

豊かでパワフルな低音を出すことが可能。

【テューバ】金管楽器 1835年に(日本は江戸時代後期)

ドイツで誕生。金管楽器の中で最も低音域を担当し、吹奏楽や

オーケストラでは、土台として全体を支える重要な役割を担う。

【ユーフォニアム】金管楽器 1844年にオーストリアで誕生。

吹奏楽等で中低音域を担当し、柔らかく豊かな響きが特徴。

【ピアノ】鍵盤打弦楽器 1709年頃(日本は江戸時代中期)

イタリアで誕生。88の鍵盤があり、メロディー、ハーモニー、

リズムを同時に奏でることが出来ます。広い音域と表現力豊かな

音色が特徴で「楽器の王様」と呼ばれています。

演奏終了。

「満員御礼」につき、アンコール演奏。

最後は、出演者ハイタッチでお客様のお見送りです。

中ホールホワイエには、アウトリーチ終了後に小学生の

皆様から頂いた御礼のメッセージを展示しました。

 

【出演者紹介】

紺野  駿人さん(トロンボーン)アウトリーチ参加

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。

卒業時にアカンサス音楽賞、並びに同声会賞を受賞。

仙台フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン首席奏者。

山田 悠貴さん(テューバ)アウトリーチ参加

大阪音楽大学管楽器専攻首席卒業。

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIXに参加。

仙台フィルハーモニー管弦楽団テューバ首席奏者。

久保田 和弥さん(バス・トロンボーン)

東京藝術大学音楽学部卒業。同声会新人賞、アカンサス

音楽賞を卒業時に受賞。現在、フリーランスとしてオー

ケストラのエキストラ、映画やドラマの劇伴などのスタ

ジオレコーディング等に参加し活躍している。

神代 駿太郎さん(ユーフォニアム)

東京藝術大学音楽部器楽科ユーフォニアム専攻卒業。

現在、同大学院音楽研究科ユーフォニアム専攻1年在学中。

第7回JETA学生ソロコンクールシニア部門第2位。

秋山 朋葉さん(ピアノ)

東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。

日本ベートーヴェンピアノコンクール東京大会グランプリ

、同全国大会優秀賞及びリトルピアニスト賞を受賞。

上野deクラシック等コンサートやリサイタルにて伴奏や

アンサンブルに参加し活躍している。