ふるさとの昔話第2回

名取市文化会館で語る
 歴史の深い名取の地に語り継がれてきた民話
を中心に年4回で語りをお届けする、
「ふるさとの昔ばなし」  第2回目。

 会場には、大勢の皆様にお出でいただきまし
た。


 司会はエフエム名取の佐々木彩香さん。
前回に引き続きです。今日も流れるような進行
です。

 はじまりのあいさつは、

 名取昔ばなし語りの会会長 岩渕俊子さん

 さあ、本日のお一人目は、

 阿部貴美子さん。閖上に伝わるお話です。
網元の所には、かわいいわらしこがいましたが、

いたずらはするは、いうことは聞かないは・・・
そうこうしていると・・・


 語りの後は、佐々木さんがインタビューします。
なぜ今回はこの語りを・・、や、お話にまつわる
エピソードなど・・ 会場の皆さんも「ふーーん」
とうなずいたり、笑ったり。

 お二人目は、

 山田康子さん。高館に伝わる有名なお話です。
それはそれは村でも評判の綺麗な幾世さんのと
ころに、ある日、小佐治さんが訪れ、二人はい
つしか恋に落ちました。しかし・・・

 ここでちょっと小休止

 村上輝美さんが、手遊び「うさぎとかめ」
手のひらをグーにして、歌に合わせて肩をたたき
ますが、回数を変えながら交互に・・・
皆さん笑顔!

 語り三人目は、

 佐藤由利さん。
 酒屋の若夫婦は仲睦まじく暮らしていました
が、旦那さんが先立ち、その時奥さんはまだ
33歳。周りの皆さんは再婚を勧めますが・・・

 結末はなんと!!!

 次に、語りの会のトリを飾るのは、

 佐藤加代子さん。
山形の男、富士額のそれはそれはめんこい嫁子
をもらいました。男は、嫁子と離れるのが嫌で、
仕事をしていてもすぐに嫁子の顔を見に、家に
帰ってしまいます。すると、めんこい嫁子は・・・
 

 ここで休憩。
そして、ゲストの大平悦子さん

 岩手県遠野市出身。神奈川県で教員を退職後、
川崎市と遠野市の2地域に住んで行き来しなが
ら、遠野言葉の語り部として遠野物語や遠野の
昔話を語っておられます。

 本日のお話は・・ 
● この毛の役目
 目や鼻や口、皆がそれぞれの自慢話を始めま
した。そこまでは良かったのですが、眉毛(こ
の毛)に向って・・・
● しらみ・のみ・はえの扶持
 喧嘩ばかりしてるのを見かねたお釈迦様は、
皆におふれを出して、だれが早く着くか競争さ
せることにしました。すると・・・
● 狼の巣から子狼をとる
 遠野の山に萱の山があり、ある村の人々が、
そこに行く途中で、狼の巣を見つけ、中にいた
子供達に・・・  すると!

 お話は続きます。

● がっかりした狼
 腹ペコの狼が山から里に下りてきて、ある
百姓家の前を通りかかると、中からわらしこ
の鳴き声が・・・しめしめと狼が中をのぞく
と・・・

● 姥神様(遠野物語拾遺56番)
 子供たちが近くの神社で「かくれんぼ」を
して遊んでいました。氏神様の影に隠れた子
供は・・・・

 そして本日最後、
● 嫁の茶わん洗い
 いつもニコニコして、よーーく働く嫁子が
嫁いできて、息子も姑さんも大変に喜んでい
ました。でも・・・

 お話に引き込まれ、時間がアッという間に
過ぎてしまいました。
 最後は恒例の「ふるさと」

 次回は、12月18日(日曜日)
午後2時開演です。
入場は無料ですが、整理券が必要になります。
皆様のご来場お待ちしています~ 
👋